いいことがありました。

　今日はいいことがありました。本部道場の師範が指導されている東京武道館の稽古に参加してきたのだが、見取りの受けに使ってもらったのだ。一度だけのことではあったが、嬉しい経験になりました。今日は何故か稽古に参加している人数が少なくラッキーだった。

　現在指導されている師範は、必ず稽古に来ている全員に一度以上は技を掛けて回るし、時間のある時は全員の技を受けて回ってくれる。プロの指導という感じがします。もちろん技も素晴らしく、いつも手本にしているつもりです。

　極希に三郷で自分が見取りをすることがありますが、自分も全員に技をかけ、全員から受けを取るようにしたいと思っている。しかし、実は結構難しい。体格が異なる相手を代わる代わるに投げることは難易度が高い。子供の稽古でもやってみたが、上手くいかないことが多いです。如何に自分が未熟であるか分かります。技を掛けて回ることは、きっと自分に取っても良い稽古になっているのだと思います。ちなみに、自分と段が同じか上の方には二本づつ技を掛け合う形で回るようにしてみています。技を掛けて回るだけだと、自分が神様と勘違いしそうな気がしますので。尚、全員に対して二本づつ技を掛け合う形にすると時間がかかり、時間配分が上手くいかない間延びした稽古になってしまいます。

　そうそう、この投稿を書いていて思ったのだが、この投稿に書かせてもらった師範は関節を決めて投げるような危険な技は一切やらないような気がする。合気道の本質に関わる稽古が多く、極め投げのような手っ取り早い技は、あまりやらない感じなんじゃないかと思う。ちなみに、この辺も自分の好み通りな気がします。

　今回は真面目で合気道を知ってる人しか理解できない記事になってしまった。こんなことでは出版社から声がかかるのが遠のいてしまう・・・